クッションフロアは手軽に設置でき、扱いやすいと人気が急上昇しています。防音効果が期待できる製品もあり、賃貸住宅での採用例が増えているのも頷けます。
しかし、便利な一方でカビが発生しやすいという声も。この記事では、クッションフロアのカビ対策と、もしカビが生えてしまった時の対処法を詳しくご紹介します。
目次
クッションフロアとは?
クッションフロアは、厚さ2~3.5mm程度の塩化ビニール製の床材で、水に強く柔らかい素材が特徴です。小さな子どもがいる家庭でも安全に使え、DIYで簡単に設置できるため、多くの賃貸住宅でも利用されています。
なぜカビが生えるのか?
クッションフロア自体は水を吸収しませんが、その下や上に水分がたまるとカビが発生しやすくなります。
特にキッチンや洗面所などの水回りでは、湯気や水のこぼれが原因となりやすいです。
また、クッションフロアの上にカーペットを敷くと、その間に湿気がたまりやすくなります。
カビ対策のポイント
湿気対策
こまめに換気し、床に水がたまらないようにします。
物の置き方
直接床に物を置かず、バスマットなどは頻繁に洗濯する。
収納方法
スチールラックなどで床との間に隙間を作る。
コーキング
水回りでは、クッションフロアの端をコーキングでしっかり処理する。
カビが生えてしまった場合の対処法
もしカビが発生してしまったら、以下の方法で対処しましょう。
必要なもの
– アルコールスプレー(住宅用)
– 中性洗剤
– 水をためたバケツ
– 雑巾
手順
1. カビにアルコールスプレーを吹きかけ、広めにスプレーします。
2. 中性洗剤を雑巾に付けてアルコールを拭き取ります。
3. 水で濡らした雑巾で拭き取り、最後に乾いた雑巾で乾拭きします。
頑固なカビには、塩素系クリーナーを使用しましょう。手荒れ防止のため手袋を着用し、商品に記載された方法で使用します。
それでも落ちない場合は、クッションフロアの下にカビが広がっている可能性が高いので、業者に依頼するのが賢明です。
引っ越し予定がある場合は、管理会社に相談するのも一つの手です。
まとめ
クッションフロアは、手軽で多機能なため、賃貸住宅や子育て世帯に適しています。
しかし、カビのリスクがあるため、日頃からのケアが重要です。もしカビが生えてしまった場合でも、簡単に除去できる方法がありますのでご安心ください。
難しい場合は、プロに任せて快適な住環境を保ちましょう。