暖かい季節が到来し、卒業シーズンもやってきました。
卒業に合わせて運転免許証の取得を目指している方も多いのではないでしょうか。自動車学校の卒業検定を控えている方々には、筆記試験が気になるところです。
運転免許証の取得には、誰もが通る道ですが、初めてのことには不安や緊張が伴います。
筆記試験の内容は、文章問題とイラスト問題の合計95問で、100点満点中90点以上が合格ラインです。
少し難しく感じるかもしれませんが、適切に勉強すれば一発合格も可能ですのでご安心ください。
この記事では、筆記試験の流れや試験内容、合格のコツを詳しく解説します。卒業検定を控えているあなたに役立つ情報をお届けします。
筆記試験の流れと内容
最初に誤解を避けるためにお伝えしますが、教習所の卒業検定当日には筆記試験はありません。卒業検定は運転技術のみの試験です。技術試験に合格し、教習所を卒業すると運転免許の筆記試験を受ける資格が得られます。
運転免許の筆記試験は、住んでいる地域の運転免許センターで行われますので、試験会場の確認を忘れずに行いましょう。筆記試験は以下のような形式です：
– 文章問題（○か×の2択問題）90問
– イラスト問題 5問
満点は100点で、90点以上で合格です。文章問題は1問1点、イラスト問題は1問2点です。イラスト問題は、イラストと問題文を見て○か×かを答える形式で、3問セットで全問正解すると2点が加算されます。
出題例
例えば、以下のような問題が出題されます。
例題
1. 運転手は死角になっている道に注意して進む。
2. 運転手は死角になっている道から人が飛び出してこないようにクラクションを鳴らしながらそのままの速さで進む。
3. 前方を交差している道路が優先道路だが車が来ていないときはそのままの速さで進む。
答え
1. ○
2. ×（むやみにクラクションを鳴らすことは禁止されています）
3. ×（優先道路を横断する際は徐行が必要です）
問題の範囲は、教習所で学ぶ第1段階と第2段階の全てです。特に第1段階の内容は複雑なので、重点的に勉強すると良いでしょう。
筆記試験合格のコツ
卒業検定には筆記試験は含まれていません。卒業検定に合格後、運転免許センターで筆記試験を受けます。
筆記試験に合格するためのポイントは、「引っかけ問題に注意すること」です。問題文をよく読み、注意深く解答する習慣をつけましょう。
例えば、「青色灯火の信号は全ての車が直進し、右左折できることを示している」という問題の答えは「×」です。この文は正しそうですが、「どこの信号が青なのか」という重要な部分が抜けています。対面の信号機に従うため、この問題の答えは「×」となります。
次に、「運転中は絶対に急ブレーキをかけてはならない」という問題。答えは「×」です。緊急時には急ブレーキをかけることが必要な場合もあります。「絶対に」や「必ず」といった表現の問題は「×」になることが多いです。
ルールを暗記することは重要ですが、過去問題を解き、出題の傾向を把握することで、引っかけ問題に引っかかりにくくなります。多くの問題を解き、慣れておくことが大切です。
まとめ
いかがでしたか？運転免許の筆記試験は覚えることが多く、大変に感じるかもしれませんが、出題傾向を把握することで合格が近づきます。免許取得まであと少しです。
安全運転を心がけて、楽しいカーライフをお楽しみください！
