放置していた布団をめくると、黒い点々が出現!その正体はカビです。
布団のカビは見て見ぬふりをしてはいけません。カビはアレルギーの原因になり、他の場所にも広がる可能性があります。
今回は、カビを放置してはいけない理由と対策方法を詳しくご紹介します。
目次
布団のカビを放置してはいけない理由
カビがアレルギーの原因に?
カビが原因でアレルギーを引き起こすことがあります。
症状としては、かゆみ、湿疹、咳、息苦しさ、結膜炎、鼻炎などがあり、重症化すると気管支ぜんそくや肺炎を引き起こすこともあります。
子どもや高齢者は注意が必要です。
カビが他の場所に広がる?
布団のカビは、床やベッドにも広がることがあります。広がったカビは除去が難しく、布団もカビ臭くなり、快適に眠れなくなることがあります。
布団のカビ対策方法
カビが生えた布団をそのままにしておくのは健康に良くありません。そこで、自分でできるカビ対策方法をご紹介します。
基本的なカビの取り方
準備するもの
– 水100〜200cc
– 重曹10〜20g
– スプレーボトル
– タオル
– 消毒用エタノール
手順
1. 水と重曹を10:1の割合で混ぜて重曹スプレーを作る。
2. 重曹スプレーをカビ部分にしっかりと吹きかけ、3〜5分放置する。
3. タオルでカビをつまみ取るように拭き取る。
4. 消毒用エタノールをカビ部分に吹きかけ、5分放置する。その後、水で濡らしたタオルでよく叩き拭きする。
5. 布団乾燥機でしっかり乾かす。
この方法でカビ菌を取り除けますが、黒い点は完全には消えないことがあります。
より効果的な対策
よりキレイにしたい場合
– コインランドリーで布団を漂白剤(ワイドハイターなど)を使って丸洗いする
– クリーニング屋さんに持ち込んでカビ取りをお願いする
これらの方法は費用がかかるため、場合によっては布団の買い替えを検討するのも一つの手です。
シーツについたカビのシミは、漂白剤でつけ置き洗いすると簡単に取れる可能性がありますので試してみてください。
まとめ
今回は、布団のカビを放置してはいけない理由と対策方法を紹介しました。
カビはアレルギーの原因になり、他の場所にも広がります。布団にカビが生えたら、重曹スプレーと消毒用エタノールを使って早めに対処しましょう。
家族や自分の健康を守るために、布団のカビはそのままにせず、適切な対策を行いましょう。